今回、いよいよ「マイコン」を使います。簡単な動作のプログラムを書き込んで、動かしてみましょう。

■ 松田 工作

書き込み装置とパソコンの準備

■書き込み装置

 マイコンを使うためには、マイコンにプログラムを書き込む装置が必要です。
 PIC用の書き込み装置は、自作することも可能ですが、今回は「PICkit3」という製品を使うことにします。なお、「PICkit3」は4,000円前後で購入できます。

fig1_pickit3

図1 PICkit3

 そのほか、今回使う部品のリストを1に示します。

表1 部品のリスト(※は前回も利用した部品)

マイコン書き込み装置PICkit3
マイコンPIC16F1823-I/P
ブレッドボード(※)EIC-801
ジャンパコード(※)BBJ-65など
電池ケース(※)SBH-331AS(単3×3本)
LED(※)赤色5mm
OSHR5111A-TUなど
抵抗10kΩ470Ω(※)
タクトスイッチ(※)DTS-6

■パソコンのソフトの準備

 「PICkit3」は、パソコンから専用の書き込みソフトで制御します。
 書き込みソフトはいくつかありますが、ここでは、「MPLAB X」という統合開発環境(IDE)に付属する、「MPLAB X IPE」というソフトを使うことにします。

 パソコンのOSは「Windows(XP以降)」のほか、「Mac OSX」や「Linux」でも使えますが、ここでは「Windows」で説明します。

 まず、マイクロチップ・テクノロジー社のWebサイトから、「MPLAB X」の最新版をダウンロードして、インストールしてください(現在の最新版は「Ver.1.7」です)。

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 なお、詳細なインストール方法については、以下からPDFをダウンロードしてください。

I/O2013年5月号まるっきり「初めて」のマイコン電子工作 [第2回]補則解説 (163.9 KiB, 740 downloads)

 インストールすると「MPLAB X IDE」とともに「MPLAB X IPE」というソフトもインストールされます。これが今回プログラムの書き込みに使うソフトです。

fig2_ipe_icon

図2 「MPLAB X IPE」のアイコン

■マイコンのプログラム

 本来なら、「MPLAB X IDE」などの開発環境で、必要なプログラムを作るところですが、本連載では、あらかじめ用意したプログラムを利用します。
 プログラムは「I/O Web版」からダウンロードしてください。