昨今、「3Dプリンタ」が話題に上ることが多くなりました。今まで利用する機会がなかった方も、「試しに出力してみたい」と思うようになったのではないでしょうか。
今回は、3Dプリンタで出力するためのデータ作成のポイントを紹介します。

■ 加茂 恵美子(ぽん)

「3Dプリンタ」とは

 まず、「3Dプリンタ」とはどんなものか簡単に解説しておきましょう。

 「プリンタ」というと、思い浮かべるのが通常、紙に印刷するものです。それらは当然のことながら”平面”です。
 それに対して、「3Dプリンタ」は”3D”、つまり”立体”を造形するための機械です。

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データを基に、断面を積層していく

 昨今では、家庭でも購入可能な価格の「3Dプリンタ」も発売されていますし、自作3Dプリンタをもっている人もいるようです。
 ですが、多くの場合、「3Dプリンタ」で出力するには業者に委託することになると思います。

 業者に「3Dプリンタ」での出力を委託する際に、データ作成で留意すべき点を紹介します。

「3Dデータ」を用意しよう

 「3Dプリンタ」で出力するためのデータは、当然ながら「3Dデータ」でなくてはいけません。

 「当たり前」と思われそうですが、「3Dプリンタ」が「便利な道具」というイメージが先行しているためか、業者に「イラスト」や「写真」といった画像データを持ち込んで出力を依頼するケースがあるようです。

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画像ではなく、必ず「3Dデータ」を用意しよう

 業者の中には、イラストから「3Dデータ」を起こすサービスをしているところもありますが、イラストや写真から「3Dデータ」を起こす作業は手作業だったりするので、費用が別途かかります。

 自分で「3Dデータ」を作るには、「3D-CAD」や「3D-CG」のソフトが必要です。
 「Metasequoia LE」や「Autodesk123D」といったフリーの3D-CGソフトもあるので、なるべく低予算で3Dプリンタを試してみたいなら、そういったソフトを利用するといいでしょう。