今回は、次世代のVRデバイス「Taclim」を体感すべく、Cerevo(セレボ)にお邪魔してきました。

■ 西村 太一

「Taclim」とは

 「Taclim」(タクリム)は、今秋発売予定の「VR用グローブ」と、世界初の「VR用シューズ」のセットです。
 世界的にも注目度が高く、2017年1月に行なわれた「CES Unveiled」「CES 2017」での展示会では、プレイ待ちの列が出来るほどの盛況でした。

 装着して歩いたり足踏みをすると、ゲームの世界に存在する、さまざまな土地―「板、土、砂漠、雪、沼、毒」など―を歩いたときの「感触」を体感できます。
 また、グローブも、ブーツと同様に振動による感触が体感できます。

公式サイト。このように「蹴って戦う」体感ができる。
もっとも、実際にはここまで上げると、足がつる。

 価格は10~15万円となっていますが、当初は個人向けではなく、アミューズメント施設などで順次導入されていく予定とのことです。

グローブ部。親指の位置に「ジョグスライダー」があり、押すと「決定ボタン」になる。

シューズ部。開発中で、発売に合わせていろいろな足のサイズに合うように改良されていくとのこと。

9軸(加速度、角速度、地磁気)センサ内蔵のため、動かし方で技を繰り出すことも可能。

 また、日本電産セイミツ社と協業で作った「タクタイル・デバイス」を使われています。
 シューズ部に3カ所(かかと、つま先、甲)×2、グローブ部に1カ所×2の計8個の「タクタイル・デバイス」で振動がフィードバックされます。
 開発段階の通信技術は「サブGHz帯」を採用。
 これは、CESなどの発表会では電波が入り乱れているため、他のコントローラーや家電と電波の混線を避けるためです。
 発売に合わせて、「Wi-Fi」「Bluetooth版」なども検討しているとのこと。
※公式サイトではBluetoothとサブGHz帯のどちらも記載されている。