「InDesign」には、「ドキュメント(indd)」「ブック(indb)」「ライブラリ(indl)」の3種類のファイルが作成できます。
 普段、「InDesign」を利用する上で一般に利用するファイルは、「ドキュメント」となります。
 あるいは、作る成果物によっては、「ブック」は利用しないという人もいるかもしれません。
 しかし、「ブック形式」を利用することで、①ページ数の多い書籍の作成が簡単になる、②作業の分担が容易になる、といったメリットがあります。

 ■ タナカヒロシ

ブック形式

align=”aligncenter” width=”512″] ドキュメント形式
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■「ブック」は「ドキュメント」を束ねるもの

 「InDesign」で「ブック」を作るには、メニュー[ファイル→新規→ブック]を実行します。

 「ドキュメント」と異なり、パネルとして開かれます。
 このパネル内に、「ドキュメント・ファイル」をドラッグ&ドロップして、「ドキュメント」を追加します。

 たとえば、「ドキュメント」を章ごとに分割し、別の担当者が作業できます。
 また、ページ番号を設定して複数の「ドキュメント」で一括ナンバリングさせることもできます。

 とくに、「章」の移動が多いエッセイタイプの「書籍」や「雑誌」のようなものは、「ブック」を活用して作業したほうが効率的です。

 ただし、「ブック」は「ドキュメント」と異なり、ショートカットでの保存や開閉はできません。
 たとえば、「command(Ctrl)+S」を押しても、上書き保存はされないので、作業時には意識して扱いましょう。

ブック・ファイルのパネル

いまさら聞けないInDesign ショートカット

command(Ctrl) + N = 新規

 「ショートカットは普段利用しない」「コピー&ペースト程度しか使わない」という人もいるかもしれません。

 しかし、そんな人でも覚えて損がないのが、この「新規」ショートカットです。
 それは、世の中のほぼすべてのデスクトップアプリケーションで共通のショートカットであるためです。
 「N」は「New」の頭文字の意味で、アプリはもちろん、OSも問わず、新規書類を作るときは有効です。