10月27~30日、日本科学未来館で「デジタルコンテンツEXPO2016」というイベントが開催されました。
デジタルコンテンツEXPOとは
「デジタルコンテンツEXPO」は、『デジタルコンテンツ分野で活躍する「研究者」や「クリエイター」「企業関係者」などが、最新情を交換しながら、デジタルコンテンツ産業の将来像を描き出す国際的イベント』というのがコンセプトだそうです。
床面インタラクティブ技術「タップトーク」
ソリッドレイ研究所
ところで、展示場はけっこう暗いため、パネルを見るのがつらい場合が多かったです。
これは、暗い場所で光るものをよく見せたいというようなことのようです。
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雨の日に水たまりを歩くと水面を波紋が広がっていきます。
同じようなことを表現してくれるのが「タップトーク」です。
その上を歩いて行くと、水の上を歩いているように、いやそれ以上のクリアさで波紋が広がっていきます。
レストランの入り口近辺とかにこれがあったら、ちょっと面白そうです。
技術としては、1つの辺にセンサが仕込まれていて、足の動きをとらえて、底面に映像を表示しているというある意味、シンプルなものです。
AIによる白黒写真の自動色つけシステム
早稲田大学 基幹理工学部 石川研究室
私は古い映画を見るのもけっこう好きなのですが、モノクロ映画というのは今見ると非常に趣があっていいです。
この種のモノクロ作品のカラー化はかなり手間とコストのかかる作業なのですが、これをディープラーニングを使ったAIによって、より手間を省いて行なうことができるシステムを出展していました。
商業的な利用に関してはまだ確定しているわけではなさそうですが、面白そうなテクノロジーです。
SkyMagic 編隊飛行ドローンとオーディオビジュアルテクノロジー
マイクロアド
現在、ドローンは各方面からさまざまな注目を集めていますが、これを編隊飛行させたりすることでメッセージを表示するなどして、広告的な効果を得ようという試みも展示されていました。
まさに時代を捕らえた試みと言えます。