「InDesign」でレイアウトを組むとき、強い味方なのが、「段組機能」です。
しかし、「見出し」だけは、「段」を「またい」で作りたいときがあります。
そんなときに活躍するのが、「段抜き」です。
これは「段組」を作っておきながら、特定の「段落」だけを、指定した「段数」だけ、「またいで」表示させる機能です。

■ タナカヒロシ

「段組設定」と「段抜き」

 「InDesign」で「段組」を行なうには、「テキスト・フレーム」を作り、選択してから[コントロール]パネルの「列数」を調整します。


[1]たとえば、「3段」の「段組設定」をしてみましょう。

3段組の設定

3段組の設定

[2]「段抜き」したい段落を選択して、[コントロール]パネルのメニューから、[段抜きと段分割]を実行します。

[3]「段落レイアウト」から[段抜き]を選択してみましょう。
 初期設定では「すべて」が選択されているため、「3段抜き」の見出しが作られます。

3段抜きの見出し

3段抜きの見出し


 「段数」を変更することで、異なる「段抜き」のレイアウトが可能になります。

2段抜きの見出し

2段抜きの見出し

 このように、「段組設定」をしていながら、「段組」を無効化する機能が「段抜き」です。
 

 いまさら聞けないInDesign ショートカット

 option + command + 7 = コントロールパネル内での文字と段落モード切り替え

 「コントロールパネル」は、「ツールボックス」と並んで、もっとも多用するパネルだと言えるでしょう。

 これの「文字」と「段落」の切り替えは、マウス操作をすることなく、キー操作でも可能です。
 これは、とくに小さなディスプレイのノートブックなどで重宝します。