「kintone」は、「チームワーク・プラットフォーム」と呼ばれます。
しかし、ときには「表計算ソフト」になり、ときには「ワープロ」にもなり、そしてまたあるときには「メッセンジャー」にもなります。

■ タナカヒロシ

「クラウド・アプリ」で一元管理

 「kintone」最大の魅力は、特別な知識も技術も必要なく、誰でも簡単に「アプリ」を作ることができる点です。
 会社で利用するデータベースはすべて社内だけで、構築から運用まで実現できます。

■“積み木”のようにアプリを作る

 データベースの構築というと、ITの専門家が作るものというイメージがありました。
 しかし、ITのプロが、必ずしも、すべての業種のプロであるとは限りません。
 「顧客からの予約管理」「売り上げ管理」「食材の在庫確認」や「受発注の状況」など、ITのプロがヒアリングしながら作るよりも、現場でいちばんITに詳しいスタッフが作り出したほうが効率的なアプリを作り出せる可能性だってあります。

 「kintone」は、まるで積み木を積み上げるように気軽にデータベースを作り出すことができます。
 本当に会社で必要とするデータベースを作ってみましょう。

アプリの制作に特別な知識は必要ない

アプリの制作に特別な知識は必要ない

■データの「置き場所」を一元化

 「Excel」や「Numbers」のような表計算アプリでもデータベースを構築できます。
 顧客データベースを「Excel」や「CSV」で管理していたり、月単位の売上管理を「Excel」で管理している営業部なども多いでしょう。
 しかし、その「Excel」のファイルは、よくも悪くも自由度が高すぎます。

 その結果、各個人のデスクトップにファイルが散乱し、それぞれのファイルごとにフォーマットが微妙に変化したり、中には「印刷を前提とした」ワークシートを構築しすぎるあまり、データベースとしての機能を逸したファイルもあるかもしれません。

 「kintone」は、印刷機能こそ弱いものの、そのぶん、画面での表示に向いています。
 なにより、データの「置き場所」が明確になっているぶん、データベースに登録するユーザーも、あとでそのデータをチェックする上司も悩むことなく状況を確認できます。

データの置き場所を固定化

データの置き場所を固定化