「PhantomJS」は、「WebKit」(「Chrome」や「Safari」の元となっている「ブラウザ・エンジン」)を内蔵した、「画面なしのブラウザ」です。
 「JavaScript」を使ったWeb操作の自動化を実現します。

■大澤 文孝

 同様の方法として、連載第7回で説明した「Selenium」がありますが、「PhantomJS」は、それ自体がブラウザであり、ブラウザを別途インストールする必要がないので、GUI環境を含まないサーバ環境でも実行できるのが特徴です。

【今月紹介するツール】


PhantomJS

開発者 …Ariya Hidayat
ライセンス …BSDライセンス


「PhantomJS」をインストールする

 「PhantomJS」は、実行形式のプログラムです。
 ダウンロード・ページから、OSごとにビルドされた「バイナリ・ファイル」を入手できます。

 本稿では、「Windows版」を使います。
 「phantomjs-2.1.1-windows.zip」をダウンロードして、展開してください。

 展開したファイルの中には、「bin/phantomjs.exe」というプログラムがあります。これが「PhantomJS」本体です。

ブラウザを起動して「画面キャプチャ」する

 さっそく、実例を見てみましょう。
 リスト1は、「http://www.kohgakusha.co.jp/」をPNG形式で画面キャプチャする例です(図1)。

図1 「PhantomJS」で画面キャプチャした例

図1 「PhantomJS」で画面キャプチャした例